秋のパンク祭り 後編

さて、仕事が終わり今度は帰りです。実は昼休みに再チェックしてみたら、また前輪がパンクしてました。
 
まじっすか。
 
チューブはずしてみたら予想とは裏腹に、パッチとは別の箇所がリム打ちパンクしてました。
たぶんギリギリ間に合うと思って、会社の駐車場の段差に勢いよく突っ込んでしまったのが原因みたい*1
そうなるともう残るは、一ヶ月前にパンクして今日修理した手負いのあのチューブしかありません。
パッチも無いしな。今考えればこの時点で会社に自転車置いて、電車で帰った方が正解だったよな〜。
でもなんとなくそれが億劫で、そのチューブに交換して乗って帰ることにしたのでした。
交換作業中は近くの店が閉店時間だったようで、「蛍の光」が遠くから聞こえてきます。
なんだか泣いちゃいそう(笑) ちなみにこの時点でチューブ交換4回目。
 
この手負いのチューブでも途中まではよかったんですよ。
ところがやはり途中から空気圧が低くて、ハンドル取られ気味な気がしました。
もう半分くらいは帰ってきてるし、一応念のため空気詰め直すかーと、ポンプでしゅぱしゅぱやり始めました。
するとなんだかバルブから空気が漏れ気味です。
あれっ、なんかやばいなぁと思った瞬間、ぽん!! ポンプヘッドがはずれ、空気がブシューと抜けやがりました。
バルブを見てみると、ちんまい栓の部分がちぎれて宇宙の彼方に飛んでしまったようです。
まじっすか、リターンズ。えっ、ひょっとして自走不能?
  
 
自宅までは走れば15分のたいしたこと無い距離ですが、歩けばやっぱり小一時間です。
んーまいったなー。そうだ、ダメもとで短いバルブのチューブに空気入れられないか試してみよう。
早速チューブを入れ替えてタイヤ側からおもいっきりチューブを押しつけ、ちょっとだけ出てるバルブの先にポンプヘッドをセットしました。
慎重にポンピングすると、なんとかちょっとずつだけ空気が入ってるようです。
そのまま揺れないようにゆっくりポンピングすると、ある程度の堅さまでは空気が入りました。
おー、なんとかいけそう。さすが必要は発明のマザー。
 
ところがいざ走り出してみると、圧が全然足りなくてハンドル取られまくり、振動伝わりまくりです。
これじゃまたいつリム打ちするか分からんですが、これ以上高圧に出来ないのでこのまま行くしかありません。
そのままそろりそろりと走りましたが、1.5kmくらい走って結局パンク。
あっ、書いてて気づいたけど、4回もパンクしてるや。オレ的ワースト記録樹立っすわ。
いーや、まだまだノーマルバルブのチューブがもう一本あるわい(ヤケ)。
ホントに最後のチューブを取り出し、この日6回目のチューブ交換を敢行。
ところがこのチューブのバルブは先が細くなっててポンプヘッドが付かず、1ミリバールも空気が入らないのでした。
ここでとうとう自走不能が決定。おつかれさまでした。おやすみなさい。

・・・とはいかないので、フラッシャー付けたままの不審な行軍で家まで歩いたのでした。
結局会社出てから2時間ちょっとかかって自宅にたどり着きました。
いや、もう、なんつーかね、ここまで無様なのは初めて。ホント、ぐだぐだでしたわ。

*1:Speed proでは3回くらいやっちゃってる。