チェーンリングの外径

 最近ぬるブログ状態だったので、たまには役に立つ情報を。
 Dahonの外装多段化妄想に伴いチェーンリングの外径が気になったので、計算方法を調べてみました。学生の頃の機構系の教科書見たら、ばっちりスプロケ外径の公式が載ってました。チェーンリングの歯先円外径、ピッチ円直径は下記の通り。
 
 
 
 歯底円直径=歯先円直径−チェーンのローラー外径

  ちなみに自転車のスポーツ車用チェーンは、チェーンピッチ=12.7mm、ローラー外径=7.77mmのようです。それを元に代表的な歯数を計算すると表のようになります。ただし、現物では変速しやすくするために歯先円直径はこれより小さくなってると思われます。(特にカセットスプロケット)

歯数 外径 ピッチ円直径 歯底円直径
22 96.0 89.2 81.5
30 128.5 121.5 113.7
38 160.9 153.8 146.0
39 164.9 157.8 150.1
40 169.0 161.9 154.1
42 177.1 169.9 162.2
44 185.2 178.0 170.3
48 201.4 194.2 186.4
49 205.4 198.2 190.5
50 209.5 202.3 194.5
52 217.6 210.3 202.6
53 221.6 214.4 206.6
54 225.7 218.4 210.7
55 229.7 222.5 214.7
56 233.8 226.5 218.7
57 237.8 230.5 222.8
60 250.0 242.7 234.9
62 258.0 250.7 243.0
65 270.2 262.9 255.1
 んで、この寸法はナニに使うかというと、こういうチェーンリングガード」を作るときとか、チェーンステーとの干渉を確認するときとか、図面引くときとか・・・・・えーっ、あまり役に立たないですか。そうですか。実はオレも(笑)