EタイプFDの有効活用

昨日の続きです。ここまで書いておいて何ですが、苦労してFD付けるくらいならFD付きの自転車を買った方が早いです。以上。
 
・・・だがまぁ自転車人生なかなかそううまくもいかないので、EタイプFD本体が干渉しなかった場合で考えてみます。それって折りたたみ時にシートポストがシートチューブ下端から飛び出さないってことだから、小径車じゃ少数派かも。
 リアはカプレオだからアウター44TのMTBクランクでいいやって場合は、そのままEタイプFDを使えばいいですね。M5ネジ共締めねじ穴はキャットアイのフラッシャー取付バンドの太いヤツとか買ってきて、共締め位置変えたりすれば何とかなりそうです。昨日のtelavivさんのコメントにあったネジ止め不要タイプでもいいし。その辺は各自現物あわせの工夫で。
 
 続いてアウターを52Tとかデカイのを使いたい場合。EタイプFDはM5ねじ共締め位置で分割できるので、歯数に合わせてここを延長すれば使えそうです。先日書いたチェーンリング外径の計算方法によると、外径の差は 217.6mm(52T)-185.2mm(44T) = 32.4mm、つまり16.2mm延長するスペーサー*1を噛ませば52Tで使えることになります。あるいはBBに挟み込む板の部分ごとアルミ平板で作り直すとか。共締め用M5ねじ穴とBBの中心間距離は54mmだそうなので、この部分が54+16.2 = 70.2mmの板*2を作ればいいわけです。ただ、BB差し込む部分はφ35mmホルソー*3が無いと開口できないけどね(笑) じつはこの「チェーンリング外径を計算した理由」を書くために今日の日記がある気がする。なげーな、前フリ。
 
 ところでEタイプFD下半分のBBに挟み込む部分は、シマノのスモールパーツとして単体で取り寄せ可能です。サイクルベースあさひでLX/HONEクラスで\630だったかな。プレスで凹凸がついているおかげで意外と剛性があるので、うちのHurricaneに付けてるようなカーボンチェーンリングガードを取り付けるときに役立ちそう。あるいはテキトーな丸棒をネジ止めすれば、ライト台座としても使えます。BBはずしてまでライト台座付ける人は希有だと思うけど。ああ、またなんかニッチすぎる情報を提供したヨカーン。

*1:FD現物をみると意外とそのスペーサーを作るのが難しいそうなのだが、その辺は割愛。

*2:つまりφ5.5mmとφ35mm穴が70.2mmピッチで空いた平板+共締め部の段差3mmを埋めるスペーサー類

*3:たしかそのくらいの内径だったはず。