EV(電気自動車)に試乗してみた! / 日産リーフと三菱i-MiEV

utsuki2011-02-09


機会があってEVの日産Leaf(リーフ)と三菱i-MiEV(アイミーヴ)に、70〜90kmほど試乗する事が出来ました。
エンジン付きのクルマと乗り比べた第一印象を書いておきます。
 
いつもと違う層に向けて書いてるので、私の立場を書いておくと、
「社用車としてEV導入を検討しているので、会社を代表してクルマを借りてきた機械系エンジニア」
ってことで、さっそくレビュー。
 
 
     ▲充電なう
 
・とにかく静か!
そりゃエンジンがないから静かだろう・・・と頭では理解してるけど、
交差点での信号待ちで無音なのは最初すっげー違和感!
イカーはマニュアル派だったので、エンストしたのかっ・・・とちょっとドキドキする違和感です。
 
でもその静かさ慣れてくると、むしろ前に止まってるクルマのエンジン音がうるさく感じるほどです。
高速道路で100km/hほど出すと風切り音やロードノイズはするけど、
今までのクルマよりもずっと静かで同乗者との会話もしやすいです。
試乗ということもありカーステレオはかけてなかったんだけど、
高速でもあまりボリューム上げなくてもいいんじゃないかなぁ。
 
チェーンノイズの大きいリカンベントからたまにフツーの自転車に乗り換えると、
  あっ、ノイズが少ないってやっぱ快適なんだ!
と気づくのと似てますね。ノイズの中にいるときはあんまり気にならないんだけど。
 
 
・ダイレクトな加速感
エンジン付きのクルマでは最初は緩やかに、エンジンの回転数が上がるにしたがってだんだんと加速しますよね。
しかも途中で変速するので加速が一定でない。
EVだと変速も無いし、一定して力が出せるので滑らかで連続した加速感です。
アクセルペダルの踏み方どおりにクルマが加速するので、とてもダイレクトに感じます。

なんというか、ちょっとしたスポーツカーのような加速感、
いや、エンジン付きのスポーツカーとはまた違うんだけど・・・
 
自分の意志のままに反応するという人馬一体感の高さは、運転の楽しさの大事な要素。
そういった意味でこのダイレクトな加速感は、運転する楽しさを感じさせてくれます。
個人的には、この加速感を味わうためにEVを選ぶのもアリですね。
 
 
・ガソリンスタンドに行かなくていい
乗り心地ではないけど、運用方法の違いもEVの特徴の一つ。
自分はガソリンスタンドに行くのが面倒で嫌いなんですけど、
寝てる間に充電しておけば満充電になってるのはとても魅力的です。
売り文句としては難しいけど、実際に使い続けて分かる便利さになるかもしれません。
充電インフラについてはまだ課題も多いけど、それはまた別途。
 
 

      ▲充電なうなう
 
EVって航続距離などのスペックやエコなイメージで語られる事が多いけど、
それよりも楽しさや便利さなど感性に訴える部分こそが魅力なのでは? と思いました。
イカー所有はやめたけど、EVならちょっと欲しいかも。
乗って見ると運転する楽しさにあふれた、今までとはかなり違うクルマです。
是非機会があったら試してみてください。
 
続きでリーフとi-MiEVの違いとか、もうちょっと細かい事も書くかも。
ついでにいうと、横浜EVシェアリングの社会実験にも申し込みしたのでレポート予定です。