リカンベントで風張峠

utsuki2007-04-29

ミキさんの峠企画に、RAYさんのおこぼれで参加してきました。
普段荒川サイクリングで会う方々ばかりでしたが、今日はロードに乗るのが趣旨の様子。
周りはロードかロード的な小径が少しでしたが、私はいつも通りVolaeで出撃してきた。
集合場所の武蔵五日市駅輪行解除してる間にも、「これで峠登るんですか?」などと聞かれたけど、
手持ちの自転車じゃ峠だろうが平地だろうが、これが一番早く走れるのよね。
 
程なくして出発し、まずは秋川沿いの道を走っていく。
駅から15km位までは斜度もたいしたこと無いし、緩く登ったり下ったりなので割と楽でした。
ただ、こちらは一人リカンベントなので、この微妙なアップダウンのおかげでイマイチペースが合わず。
登りでは微妙に引き離されるし、下りでは追いつき前につかえるといった感じ。
10台中*1の4台目に位置していたのだけど、
微妙に中切れしているスペースを行ったり来たりしてた。
ついでに「ロードと一緒に"集団で"峠を走る」というのが、けっこう精神的にプレッシャーになるのな。
フリーアタックの手前までちゃんと集団について行けるかずっと不安だった。
 
そんなプチ孤独な一人旅を、何台もの練習中のローディーが抜いていく。対向でもすれ違う。
そして口々に「おおーっ、すげー!!」「おっー、こんなところにリカンベントが!」などと、いつも以上に言われた(笑)
いや、オレはいつも通りに淡々と登っているだけだし、あんたらのが早くてすごいんだけどな。
やっぱり「リカンベント=登りに弱い」という世間の常識があるから、峠を登ってるだけでスゴイ人と見られるようだ。
なんか得した気分(笑)
背もたれラブな皆さんも峠に行くことをおすすめします。・・・うそ。つらいわ、やっぱ。
 
そんなこんなで料金所跡地に到着。ここから先の残り7km?はフリーアタック区間だそうだ。
再スタート後にすぐ集団がバラけてきて、5分ほどで完全に一人旅になった。
そうなったとたんに急に気分的には楽になったね。
やっぱ峠は自分のペースで淡々と登るべきだわ。
傾斜は今までよりきつくなったものの思ってたほどではない。
Volaeで登った峠といえば美ヶ原と伊豆の山伏峠が双璧だったが、
それらと比べたらアホ勾配が無い分、だいぶ息が楽だ。
でも案の定、足にイマイチ合わないインソールと靴のおかげで、靴に接している部分全体がしびれてきた。
最後はヒルクライム疲労よりも足のしびれや痛さとの戦いになってしまった。
やっぱりインソールをオーダーメイドするべきか。
まぁでも距離がそんなに無かったおかげで、なんとか風張峠まで休まずにたどり着けた。
時間は料金所跡から39分。20分を切れると美ヶ原で1時間10分位で走れるそうなので、
美ヶ原で2時間余の私からするとやはり計算通りですな。
まぁ、とにかく(今日は)ロードな方々とちぎれずついて行けて良かったわ。

*1:でも参加者は11人