スウィングガールズ

 こんばんは。吹奏楽部くずれ?の、うっきーです。度重なる残業で疲れてたのですが、なんとなく気になっていたので見に行ってきました。監督は「ウォーターボーイズ」の人だそうで、ストーリーも「トラブルや厳しい練習に仲間と耐え、晴れの舞台を迎える」青春モノの定番ですが、元吹奏楽部員ですから感情移入しまくりです。おきさんがSLAM DUNKをさして、

おき@浦和日記 「SLAM DUNK一億冊(!!!!)突破 」
素人の花道が通る道ってバスケプレイヤーみんなが通ってきた道なんですよ。

と、おっしゃってますが、「スウィングガールズ」の彼女たちは僕ら管楽器やってた人間が通ってきた道なんすよ。やっぱ駆け出しの吹奏楽部員は、腹筋・背筋・腕立てだよな〜。

 最初のウチの彼女たちは、トロンボーンのスライドを床に転ばしたり、マウスピースを落としたりとボクらが素で息をのんでしまうことをやっちゃうわけです。でも最後にはあそこまでの演奏・・・吹き替え無しで実際に演奏してるそうです。ほとんどみんな素人だったのに一年であそこまで出来るとはなかなかです。ああっ、もう、「SING SING SING」最高!! 中学でも高校でもやった曲なので思い入れもひとしお。演奏が終わった後は素で拍手しそうになりました。そうか、これ、映画だったよな。

 細かいところをツッコミ出すときりがないのですが、コメディなのでそんなの気にするな! 青臭いのが嫌いな方にはおすすめしませんが、学生の頃に吹奏楽部などで管楽器をやってたアナタ*1には強くオススメします。

 ちなみに帰路は鼻歌で「SING SING SING」のヘビーローテーション。途中からHurricaneのグリップを握る手がうろおぼえのB♭バスの運指に変わり、鼻歌も己のTubaパートに。・・・四分音符ばっかだけどな(笑) 

*1:弦バスも含む。ふふ。