春の嵐
昨日会社の近所では、夕方頃から台風と見まごうばかりの強風と豪雨にさらされておりました。天気予報が雨だったのでクルマ通勤だったのですが、「この雨で少しはクルマがきれいになってくれないかなー」なんて、窓の外を時々眺めて仕事をしておりました。
そうすると後輩からなにやら内線電話が。
「あのー、クルマが大変なことになってますよ。なんか竹がにょきにょき生えてますけど・・・いや、マジで急いで見に行った方がいいですって!!」
ふーん、なんだろ。ちょっと見てくるか。
・・・ん? こ、これいったい・・・
○覆い被さるナニカ茶色いもの。
http://yana.pekori.jp/dialy/2004/04/Ca240072.jpg
えっ、何これっ、あのクルマの横に見える茶色い物体は! ゴミでも飛んできて引っかかったのか? 歩くのもままならない強風の中近寄ってみると・・・・
○ローンレンジャー衝撃の映像
http://yana.pekori.jp/dialy/2004/04/Ca240074.jpg
ぎゃーっ、マジかよっ!! お、お、オレの車の上に生け垣の竹柵が倒れてやがってるっ!! この強風で老朽化した柵がへし折れたんだっ!!
しかも・・・
○まだローンが残ってるのに
http://yana.pekori.jp/dialy/2004/04/Ca240075.jpg
ミラーが根本から折れてるがなっ! モーターのケーブルでかろうじてぶら下がってるだけやがな。おいおい、ローンがまだ80万も残ってるのに(-_-;)
柵を立てるのに長さ2mあまりで太さ10cmの丸太が使われてるのですが、それが根本から抜けて、ドアミラーを一刀両断するかのごとく倒れたようなのです。・・・オレの車だけな!!両隣は何ともなし。
雨で濡れるのもかまわず立ちつくすオレ。とかいいつつ「ネタになるな、これ」とケータイのデジカメで撮影を始めました・・・騒ぎを聞きつけた衆人環視の中でな(笑)。転んでもただでは起きないぜっ。とはいえこのままにしとく訳にはいかないので、転がった木をどかしはじめました。すると他の社員も出てきて手伝ってくれ・・・るかと思いきや・・・・
がちゃっ、バタン。ブオンブオン、ブーン。
オレの両隣4台ずつくらいに止めてる連中が、一斉に柵のない安全な場所に避難していきました。うわっ、汚っ!! あっという間に安全なスペースは埋まり、うっきー号の逃げ場所が無くなってしまいました。
うーん、マジかよ・・・とりあえずいったん建物の中に逃げ帰りましたが、残った丸太もぐわんぐわん揺れてるのが見えますね。一台だけポツンと残ったうっきー号は、軽い車体のためかボディ自体も揺れています。しかもケーブルでぶら下がったドアミラーが、風でプラプラ揺れてるのな。か、か、悲しすぎる・・・
あのまんま置いておけないよなー。でも逃げ場所無いなー・・・と野次馬社員の間で逡巡していると、集荷に来た佐川のトラックが出て行くのが見えました。おっ、今がチャーンス!!とトラックヤードに避難することにしました。今日はもう集荷無いしな。ヤードに移動するまでの車内からは、ミラーがブラブラしているのがよく見えます・・・・うわーん。
さて、ヤードの中で改めてよく見てみると、ミラーは土台となる樹脂の部品がポッキリ折れています。簡単に応急処置とはいかなさそうです。反面、派手に竹がにょきにょき生えていた割には、ボディには大きな傷や凹みは見あたりません。ホントにミラーだけ。
丸太は1mおきずつに立っていて、ちょうど車体の真正面にも一本立っていました。もしこちらが倒れていたら、ボンネットは凹みフロントガラスにはひびが入っていたかもしれません。そう考えるとこれだけの被害ですんだのは、ホント不幸中の幸いッスわ。さすが今年は大吉なうっきーさん、ついてる!!とってもラッキー!!(ホントかよ)
その後は野次馬どもの間でドア内装をバリバリはがし*1、ミラーをはずしてましたとさ。接着剤使うかなんて冗談交じりに聞いてくる人がいましたが、湿度が高いので「ご飯粒」が乾かないもんなー。それにしてもまさか会社で内装はがすとは思わなかったな(笑)。
*1:カーステ、カーナビは自分でつけてるから、そのくらいは余裕